
■儲け方を考える
ある事業を始めるときに、単品経営は行わないようにするべきであり、いろいろな儲け方を考えるべきである。ひとつの商品でビジネスを始めれば、それが失敗した時に終わってしまう。可能性をいくつも考え、選択肢を増やす。ビジネスとはそういうものだと私は思っている。単品経営は常にリスクを抱えているようなものだ。業績が良いときは効率的だとかこだわりがあるだとか周りはもてはやす。しかし業績が悪くなるとその点を批判される。吉野家は牛丼の安売りで牛丼だけに特化しもてはやされ成功していたかにみえたが、BSE問題で牛丼がだめになると一気に業績悪化した。それだけのリスクを背負っているのある。こだわって一つの商品でいく事など私にすれば、商売ではなく趣味の世界である。
■思い立ったらすぐやる
ある事業に対してまずリスクがどれだけあってリターンがどれくらいあるか考える。それで利益が立つならビジネスモデルとして成り立つのである。もし利益があると判断すればすぐやるべきである。リスクがなければやってみて失敗しても怖くない。その後の展開はやってみてから考えればよい。とにかくやるのである。
■情報処理能力
私が特に意識していること、そして強みといえるのは情報収集である。そしてそれがビジネスマンの基本だとも思っている。歴史上の人物で国を治めたような英雄は情報を重視していた。一般の人々が情報を得がたい状況にあるなか、有益な情報を得る事が出来たからこそ統治できたのである。しかし、今の時代は様々な媒体を通してあらゆる情報を得る事が出来る。実際のところ、私が得ることのできる情報は皆さんが得ることのできる情報とほとんど変わらない。そのような中で私と皆さんに差があるとすれば、それは情報の処理能力であろう。私は膨大な情報をもとに経営判断をする。そのため材料としての情報をいかに集めるかがポイントとなってくる。私は新聞、雑誌、本、インターネット、メール、人と話すこととあらゆる手段を用いて情報を得ようと努めている。その事に執着しているといってもよい。そしてその情報を的確に処理して核となる部分を掴んでいくのである。ただ集めるだけでは意味がない。いかにそこから使える情報を抽出するかが重要である。このような能力は一朝一夕では身につかない。訓練が必要である。