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第16期 コアコースコアプログラムA
デジタルハリウッド株式会社 取締役学校長 杉山 知之氏

2003年10月23日   19:00 ~21:00  

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奇才に学ぶ着想のポイント
デジハリが産声を上げた1994 年10 月は、三次元CG がそのまま動く家庭用ゲーム機と、ブラウザを使ってパソコンでホームページを見ることが始まる2ヶ月前だった。世の中にデジタルコンテンツクリエーターという言葉もなかった頃、どうしたら自分を活かせるか?夢を実現するために何が必要なのかを真剣に考え、日本で初めての本格的な産学協同を実践した。卒業生とともに、デジタルコンテンツ業界を立ち上げ、成長させてきた学校長である杉山氏から、21 世紀の教育ビジネスの戦略、事業着想のポイントを学ぶ。
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講義の様子 ◆デジタルハリウッドを作った目的

90年代初頭に、これからはデジタルコミュニケーションの時代になると確信していた。そうなった時に、コンテンツ製作やソフト開発などできる人が何千人と必要になると予想していた。しかし多くの人には全く見えていない世界だった。ちょっと人より早く時代が予感できるというだけで、偉そうに講師をやりたくもない。自分の知識、経験を伝えることで、活躍する人を輩出していきたい、という一心で立ち上げました。そして、この思いに共感してくれる企業から出資をいただき、スタートさせることができたのです。

◆大学院構想

日本のコンテンツビジネスを引っ張っていく人材を輩出する為には、今のカリキュラムでは足りない。現在特区を利用しての専門職大学院構想を考えている。それは、次の3通りのスキルが必要だと思ったからである。それは、『①コンテンツ製作・吟味出来る事』、『②ITの知識』、『③企画力』だ。この3つが一通りないとコンテンツ製作では今後やっていけないと考えている。 様々な業種、業界のコンテンツ製作を請け負う中でそれぞれ収益構造も異なり、コンテンツにおいてアピールする点も違う。また、海外に配給するとなると各国の法律、文化に対応しなければいけない。一流の人材を育てていくためには、やはり大学院レベルの教育が必要だと痛感したのです。

◆これからの10年は生活のデジタル化

4つのデジタルスタイル【仕事場・生活行動・家族団らん・自家用車】、例えばリビングルームの巨大な液晶テレビ、オートモービルのカーナビシステムや、画像サービスの携帯電話など、これらの家電サービスがすべて始まっているのは日本しかない。技術は世界の最先端を行っていると言えるのではないだろうか。 しかしまだまだコンテンツが欠如している。今まで大企業が子会社化、分社化してニューコンテンツにチャレンジしてきたが、殆ど失敗している。この分野こそ、ベンチャーの強みが活かせるのでないだろうか。「こんなのがあったらいいな」というものを純粋に追い求め、皆さんの力で新しい未来を創りあげていってほしいと願っています。
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