第13期 コアコースコアプログラムA
キュービーネット株式会社 代表取締役会長 小西國義氏
2002年5月23日(水) 19:00 ~21:00
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10分間1000円のヘアカットの生みの親!
QBハウスは効率的なサービスを提供することで多忙な現代人の時間削減に貢献しているのだ。そういう意味では、QBハウスのビジネスモデルは多くの切り口で捉えることができる。ところが、ベンチャービジネスにおいては、事業の目標を何に設定するかが重要になってくる。コア・コンピタンスをどこにおくか。多様な可能性を秘めた中で、事業の存在意義を起業家の意志で決めなければならない。あなたはQBハウスの事業の目標を何だと思うだろうか?
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■お客さんのことを第一に考えての問答集
お客さんが不満を持っていることはすべて解決する。それが大事だ。そのために、私は起こりえる限りの問題点を出した。社内で問答集を作成した。お客さんがすべて1万円札持ってきたらどうなるのか。傘を間違えて持って帰ったらどうなるのか、などいろいろ出した。それを一つ一つ解決していく。だから私の店では、傘は自分で目の前の棚に入れてもらう。両替はお客さんにしてきてもらう。ただ私の店は来ていただいたら待たせない。10分で髪を切る店だから、待ってる客の人数を数えて席数で割れば、何分くらい待つかがわかるんだ。
■時間をお金に換算する。
QBハウスはITと人の連係で動いている。情報管理、資金管理はすべてコンピュータにやらせている。それは店長がどこからでもアクセスできるようにしている。ただコンピュータははさみを持つことはできない。それは人間じゃなきゃ出来ない仕事だから、人間がやる。何でもかんでも人にやらせるとコストがかかるし、ミスがある、エラーがある。だから徹底的に分けた、それがQBハウスだ。
私の店は働く人に歩かせない。6歩歩けば6歩のコストになる。塵取り取るのに10歩歩いたら10歩のコストだ。往復20歩。少なくとも10秒のコスト。うちの店は10分1000円がコンセプトだから、1分100円、1秒が1円66銭なんだ。あくびしたら3円4円のコストになる。1秒のコストまで考えている会社はあまりないんじゃないかと思う。しかしこれから生きていけるのは、そういう会社ではないかと思う。
■「家業」を「企業」に
こういう事業というのは裏からひっくり返せば面白いものが見えてくる。今まではほとんどが家業だった。私たちは、「家業」を「企業」にしようとしている。「企業」ならば365日オープンできる。どこでも同じ技術で、この店に入ればまず間違いないという店にしたいと思っている。
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