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■Passionのよりどころ
一番最初に確認したくなるのは、「あなたはなぜその事業をやるのか?」、そして「5年後、10年後に成功したなと思えるイメージはなんですか?」ということです。例えば、たくさんのボランティアが世界や、社会に多大な影響を与えた、ということが成功と定義する場合もあるし、会社を創り、それなりに財産を築くというのが成功という場合もある。自分自身のPassionがどこにあるのか、何に情熱を感じているのかということをまずは確認しておきたいわけです。その先にはいくつかのパターンがあるので、小さくフォーカスしながら始めてみる。例えばある町で老人の食事を作ろうとする。そうすれば次は他の町でどう展開していけるかと考えてみればいい。お客様のそばにいれば、お客様が何を欲しているのかが見えてくるから、それから展開していくことも可能だ。
■ベンチャーはまず人が大事
ベンチャーの立上げの時には、いらないとは絶対に言わないけれどもPlanはそんなに大切ではない。よく考えてみてほしいんですが、考えてきれいな表を作ったり、CustomerのKey Buying Factorを表にまとめるよりも、一社でも自分の作っている商品を買ってくれるお客さんが作れるか、そういう「営業」という行動ができる経営者か、パートナーがいるかどうか、それが大事なんです。
MBAはScience of Business。特に大手企業のプランニングは合理的なビジネスをやる上での大事なことを学ぶんですが、ベンチャーはArtisticなものだと思っているんです。Science的な見方もできるのなら更にいいのでしょうが、成功するかどうかはどんなにきれいなプランがかけるかではなく、どんなに自分のアイディアと情熱を、社員になる人、お客様になる人、資金を提供する人に伝えられるか。提案書よりは、人間性の方が大事なんです。お客さんと一緒にプランを作り上げることが重要です。
■組織の重要性
情熱だけだとビジネスにならない。最終的に成功となるには、組織をその人中心に作れたかどうかが重要。組織というのはそれぞれのバランスがよくて、ビジョンを経営者と共有して、同じ方向性に向かって、一人一人の社員なりパートナーなりが自分自身のチャレンジとしてやっていけること。そういう能力のある人を如何に集められるかが大事だ。