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■自然科学者的観察力を持て
いろいろな店に行き、観察してみることが一番重要だ。「どうしてその店が流行っているのか」など考えながら観察すると、自分で仮説が出てくる。だから僕は新聞なんか読まない。新聞読んだら新聞記者のレベルで終わってしまう。日本でも海外でも何かあったらまず行ってみて、自分で答えを出すまで観察する。自分で見る癖をつけなきゃ駄目だ。
自然科学者的な目で見ると、経済っていうのは自然現象なんだ。みんなが財布を開いて買うっていうときに売れるという現象になる。経済とは自然科学と思ったほうがいい。そして自然科学である以上は、その現象の背景に何らかの自然のルールがあって、そういうものでみんなが動いている。結果が経済的な一つの流れ、商売というものになってきているんだ。今までのほとんどの偉大な経営者を見てみると、自然科学者の態度を持っている。松下幸之助さんしかり、立石一真さんしかり。どうしてああいうものが売れるのか、どうしてそういうことが行われるのか。質問を山のように出してみることが重要だ。
観察して、自分で納得いく、いかないものを突き詰めていくと商売のチャンスになる。そういうことを繰り返し行い、サイバースペース、ボーダレスと考えていき、新しい経済というものを自分で頭の中で組み立てられるようになることが重要なんだ。
◆ビジネスパーソンへの五戒
経営者、ビジネスリーダーにおいてこの参謀五戒はビジネス共通の概念と言える。
新装版[企業参謀]より
戒1=参謀たるもの「イフ」という言葉に対する本能的な恐れを捨てよ
戒2=参謀たるもの完全主義を捨てよ
戒3=KFSについては徹底的に挑戦せよ
戒4=制約条件に制約されるな
戒5=記憶に頼らず分析を
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(前略)仮説を立証または反証するためにやらなくてはならない“分析”もきわめて自明となる。企業参謀としてのコンサルタントは、新しい状況に遭遇することが多いし、また「その道のベテラン」が納得するような戦略を、短時間でつくらなくてはならない。こうしたときにひたすらKFSを求めて仮説の立・反証をすることが、問題の核心に早く掘り進むためのきわめて有効な方法なのである。(中略)
KFSを必然的に引き出せるような思考の癖(中略)をとことんまで追求すれば、広く思考を分散した場合より、ずっと今まで他人の至り得なかった領域に入れる可能性が高まる。世の中には、煮詰まっていない問題が山積しているからである。「新装版 企業参謀」P184~187より抜粋
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現代の事例を当てはめ、ビジネスリーダー、経営者に必須要素をあげていった。